北川村
北川村は高知県の東部に位置する村。土地の約9割を山地が占める緑豊かな土地。古くからゆずの栽培が盛んに行われ、その生産量は高知県内でも高い割合を占めています。さらに北川村ではさまざまなゆずの加工品を開発。特産品として人気を集めています。幕末の志士・中岡慎太郎の故郷としても有名で、彼ゆかりの地にはいまだ多くのファンが訪れます。モネの世界観を再現した、「モネの庭」マルモッタンなど、観光スポットも多く存在します。
北川村観光スポット
「モネの庭」マルモッタン
フランスの印象派画家、クロード・モネが過ごしたと言われるジヴェルニーの庭を再現。約3万uの園内は、「水の庭」と「花の庭」に分かれ、約6万8千本もの草木が植栽されています。「水の庭」では、ジヴェルニーの庭から株分けしてもらったというスイレンが見もの。池の上を色とりどりのスイレンが彩り、まるでモネの絵の世界に迷い込んだような気持ちにさせてくれます。「花の庭」は輝くような明るさが魅力。ナスタチウム、ソラウム、バラなどたくさんの花たちが四季折々の風景を映し出してくれます。
中岡慎太郎館
北川村出身の偉人・中岡慎太郎を偲んで建てられた、中岡慎太郎館。彼の生涯がパネルや映像でわかりやすく展示されていて、その生き様を探ることができます。近江屋で龍馬とともに刺客に襲われたシーンもリアルに再現されていて、迫力満点。館の周辺には中岡慎太郎生誕地や遺髪埋葬地など他にも見どころが多く、中岡慎太郎という人物にどっぷりと浸ることができます。
不動の滝
北川村の静かな山間を、轟音をとどろかせて流れ落ちる不動の滝。不動の滝は3つの滝から成っており、遊歩道が三の滝、二の滝、一の滝へと順番に続いています。名前の由来は、どんな干ばつの時でも水が枯れることがないから。お不動様が祀られていて、干ばつの際にはここをお参りすると雨が降るとの言い伝えがあるそうです。周囲を四季折々の自然が彩る様も楽しめます。
腹痛の大岩
上ると決まって腹痛を起こすという、ユニークな言い伝えのある岩。戦国時代、長宋我部氏に追い詰められた北川氏が、敵側の浜宇津十郎左衛門をここでだまし討ちにしたことから、その怨念が残っているのだとか。近くまで行っても、上るのはやめておいたほうが良さそうです。
北川村祭り・イベント
中岡慎太郎とゆず祭り
<11月第二日曜日・中岡慎太郎館前>
ゆずが豊かに実った11月、北川村にゆず栽培の基礎を築いた中岡慎太郎を記念して開かれるお祭りです。ゆず狩りやゆずの早食い競争、ゆずを使った特産品の販売が行われるほか、北川村と中岡慎太郎にまつわるクイズ大会も開かれます。ゆずの香りが会場いっぱいに漂う、さわやかなお祭りです。
星神社のお弓祭
<西暦奇数年の1月8日・星神社>
二年に一度行われるこのお祭りは、12人の射手が合わせて1008本の矢を放つお祭り。まずはおごそかに神事が行われた後、射手による「千八筋」が始まります。的に当たった時には、その射手の家のものが引っ張り出され、押し合いへし合いでもみくちゃにされる(「練る」と言うそうです)のも見もの。懸賞の布が贈られ、それを裂いて首に巻きます。北川村に古くから伝わり、大切に守られているお祭りです。
北川村歴史・文化
北川村は幕末の歴史に名を残す偉人・中岡慎太郎の出身地として知られています。庄屋の息子として生まれた彼は、民の生活を安定させようと、当時高値で売れたゆずの栽培を開始。ここから、北川村とゆずの歴史は始まりました。しかし中岡慎太郎の名は彼の死後村人の口から挙がることがなく、ゆずの栽培もそれほど大きくはならなかったそうです。しかし昭和40年頃になって再びゆずに目が向けられ、村の特産品にしようとさまざまな取り組みが行われるようになりました。同時に中岡慎太郎の功績も人々に語り継がれるようになり、ゆずと慎太郎の村として、北川村は発展を見せたのです。
北川村偉人
坂本龍馬とともに活躍した幕末の志士・中岡慎太郎は、ここ北川村で生まれました。庄屋の息子として生まれた慎太郎は恵まれた環境にありながらも、“民の生活が守られてこそ国が成り立つ”と考え、自分の土地を売って貧しい人に施したり、ゆずの栽培を始めて村を富ませたりしたそうです。その後は土佐勤皇党に加わるもやがて脱藩。龍馬とともに奔走し、薩長同盟を結ばせるなど活躍しました。しかし近江屋で龍馬と密談中、何者かによって暗殺。その時慎太郎は30歳という若さでした。しかしその真っ直ぐな生き様は多くの人の心に刻まれ、今も語り継がれています。
北川村自然・産業
北川村は土地の約9割を山地が占める、緑豊かな土地。町内を奈半利川が流れ、その周りに県道や集落が置かれています。北川村はゆずの栽培が盛んで、その生産量は高知県の中でも高い割合を占めています。収穫期の11月頃になると、北川村の山々はゆずの黄色で彩られ、さらに北川村ではゆずの加工品を次々に開発。ゆずジャムやゆず味噌、ゆず酢などのゆず製品が北川村の産業の中心を担っています。
北川村特産品
ゆず加工品
ゆずの栽培が盛んに行われている北川村では、ゆずを使ったさまざまな商品が開発され人気を集めています。ゆずの皮を丁寧に煮込んで味噌と合わせたゆず味噌、ゆずの実が香るゆずジャム、ゆずそのままの味が楽しめるゆずジュース、ゆずのさわやかな香りが魅力のゆず羊羹、さらにお料理に欠かせないゆず酢。北川村を訪れたら、ゆず加工品の多さに驚くはず。みなさんはどれを食べてみたいですか?
土佐ジロー
高知県の特産品としても有名な土佐ジローは、ここ北川村がふるさとです。土佐ジローとは、日本で一番野鶏に近い土佐地鶏の雄と、産卵性の高いアメリカのロードアイランドをかけ合わせて誕生したもの。土佐ジローは北川村の大自然の中で育てられた、元気な鶏。その卵は新鮮で、栄養も抜群。土佐ジローの卵を使ったお菓子などもたくさん売られていて、その深い味わいが楽しめます。
北川村宿泊施設
北川村温泉ゆずの宿
北川村の静かな山間に建つ、北川村温泉ゆずの宿。自慢はぬめりが特徴の温泉。リニューアルされたばかりの露天風呂は、夜なら満点の星空を眺めながら、朝なら小鳥のさえずりに耳をかたむけながら、ゆっくりと浸かることができます。山の幸がふんだんに使われた料理も自慢。お部屋は全11室。新装されたばかりの和洋室がおすすめです。
■ 所在地:高知県安芸郡北川村小島121
■ 連絡先: TEL 0887-37-2321
北川村アクセス
高知駅から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線快速で約1時間「奈半利駅」下車、北川村バス「竹屋敷行き」などで約16分。
高知市街から55号、439号で130km、約1時間40分。
北川村役場
■ 北川村役場所在地:〒781-6441 高知県安芸郡北川村野友甲1530
■ 連絡先: TEL 0887-32-1212 FAX 0887-32-1234(総務課)
■ 連絡先: TEL 0887-32-1221(産業建設課)





