黒潮町
黒潮町は高知県の南西部に位置し、南は広く太平洋に面した町。古くから漁師町として発展し、カツオの一本釣りでも有名になりました。また、ホエールウォッチングのスポットとしても人気を集め、特にニタリクジラに出会える確立が非常に高い場所としても評判です。砂浜はユニークな美術館と化し、さまざまな企画展示が行われるほか、漂流物や足跡などのすべてが展示物となっています。新鮮な海の幸を使った料理も自慢。黒潮町は、黒潮の豊かな恵みと南国特有の日差しを受けた、光り輝く町です。
黒潮町観光スポット
砂浜美術館
砂浜美術館は黒潮町にある素敵な美術館。美術館と言っても、建物はありません。砂浜そのものが美術館なのです。展示作品は砂浜にあるものすべて。海を泳ぐクジラの姿や、砂浜を歩く人の足跡、打ち上げられた小枝や貝殻・・・。波の音がBGMです。 そんな遊び心たっぷりの砂浜美術館では、年に何回かイベントが行われます。5月には、1000枚ものTシャツが海風にはためく「Tシャツアート展」、11月にはパッチワークのキルトを海岸近くの松原に展示する「潮風のキルト展」。ユニークなのが10月に行われる「漂流物展」。この海岸に流れ着いたものに解説をつけて展示します。ただの空き瓶や木片も、趣ある作品に見えてしまうから不思議です。
轟渓谷
黒潮町の東端に位置する轟渓谷。渓谷の入り口からは遊歩道が続いており、四季折々の景色を楽しみながら散策できます。轟渓谷にあるのは「擂鉢轟の滝」と「朝鍋轟の滝」の二つの滝。擂鉢轟の滝は大蛇の伝説があり、神秘的なムードが漂う滝。朝鍋轟の滝は、高さ18mの滝に沿って岩場に遊歩道が整備されているので、滝を間近に見ながら楽しむことができます。静かな山並みに響く滝の音に、いつまでも耳を傾けていたくなる場所です。
ホエールウォッチング
黒潮町で人気のマリンレジャーがこのホエールウォッチング。黒潮町が面している土佐湾一帯はニタリクジラの住みかと言われており、ホエールウォッチングで出会える可能性が非常に高いのです。体長10m以上のニタリクジラが気持ち良さそうに海を泳ぐ姿は感動の一言。
運が良ければ、潮を吹いたりジャンプを決めたりするところも見せてもらえるかもしれません。
黒潮町祭り・イベント
鹿島大祭
<3月3日・鹿島神社>
毎年3月3日に行われる、漁師町ならではの勇壮なお祭り。5歳から10歳までの男の子が華やかな衣装に身を包み、胸に太鼓、手にはうちわを持って踊ります。その姿はかわいらしいと同時にたくましくもあり、見ているうちに魅了されてしまいそう。鹿島ヶ浦では漁船の壮大なパレードが続き、若者たちは神輿を担いで町を練り歩きます。町が一体となって行われる、豊漁祈願のお祭りです。
シーサイドギャラリー
<8月15日・砂浜美術館>
毎年8月15日、砂浜美術館で開催される夏祭り。これも砂浜美術館の企画展示の一つです。まずは「砂浜投げキッス」というユニークな名前が付いた釣り大会が、子どもの部と大人の部に分かれて賑やかに行われます。夜には盛夏の夜を盛り上げる盆踊り大会。そして最後を飾るのは、壮大な花火大会。土佐湾をバックに上がる花火は、砂浜美術館一夜限りの“大型展示作品”です。
黒潮町歴史・文化
黒潮町は平成18年、大方町と佐賀町が合併して誕生しました。古くから漁港が開け、野中兼山による開発で捕鯨基地としても栄えました。その後はカツオの一本釣りで有名になり、現在も漁が盛んに行われています。旧佐賀町には、子どもたちがお遍路さんに栗の実をあげて以来、一年生の若木に栗が実を付けるようになったという「お大師栗」や、謎の多い「えんこう坊主」など、不思議な伝説が多く残されており、親から子へと語り継がれています。
黒潮町自然・産業
黒潮町は高知県の南西部に位置し、土佐湾に広く面した町です。気温は平均17度と年間を通して温暖で、雨の多い地域となっています。こうした気候を活かして、黒潮町では早くから野菜の栽培が行われてきました。きゅうりやピーマンなどの施設園芸栽培のほか、海岸部にはらっきょう畑も広がり、町の特産品となっています。また、黒潮町は漁師町としても名高く、特にカツオの一本釣りは有名です。今ではブリやカマスなどの大敷網漁業も行われ、漁師町としての活気を見せています。
黒潮町特産品
天日塩
黒潮の恵みを豊かに受けた黒潮町では、海水からの製塩が古くから行われてきました。そんな中でも黒潮町自慢の塩が「完全天日塩」。完全天日塩とは、太陽熱と風力のみで自然結晶させて作った塩のこと。まろやかで、旨みのある味わいが魅力です。お料理に使うと、素材の味を殺さず、旨みをぐっと引き立ててくれるから不思議。黒潮町では多くの料理にこの完全天日塩が用いられています。
らっきょう
温暖な黒潮町では、らっきょうの栽培も行われています。特に砂浜美術館のある入野海岸周辺は、一面に広がるらっきょう畑。10月〜11月にはらっきょうの花が美しく咲き誇り、美術館の展示作品にもなります。その花が終わると、今度はらっきょうの実が育つ頃。爽やかな海風を受けて、香り高いらっきょうが出来上がります。
ちりめんじゃこ
黒潮町の雄大な海で獲れるちりめんじゃこ。新鮮なうちに加工しているので、潮の香りが生きています。口の中で広がる旨みも魅力。もちろん黒潮町の天然塩を使用しているので、ちりめんじゃこの繊細な甘みを壊しません。そのままでも、料理に使っても美味しくいただけます。
グァバ
黒潮町の温暖な海岸部では、グァバの栽培も行われています。南国の太陽をいっぱいに浴びて育つグァバ。そのグァバの葉で作られたグァバ茶は、黒潮町の特産品です。グァバ茶は体にも良く、独特の香りと旨みが魅力のお茶。他にも黒潮町ではグァバジュースなどが人気。さっぱりとした中にも独特の甘みがあって、疲れが吹き飛んでしまいそう。黒潮町の日差しをいっぱいに浴びながら楽しみたい一品です。
黒潮町宿泊施設
ホテル海坊主
黒潮町ならではの、新鮮な海の幸が自慢の宿。食事のみの利用も可能で、海坊主定食やカツオのたたき定食など、地元の魚介類が気軽に味わえるメニューも揃っています。宿泊の場合は舟盛付きのプランがおすすめ。溢れんばかりに盛り付けられた海老や蟹、刺身は、どれから手を付けていいか迷ってしまいそう。
■ 所在地: 〒789-1903 幡多郡黒潮町有井川1-2
■ 連絡先: TEL 0880-44-1146
ネスト・ウエストガーデン土佐
入野の海岸に建つ、おしゃれなリゾートホテル。太平洋が一望できる部屋もあり、冬には朝日が昇る瞬間も見られるそう。大浴場からの眺めも最高で須。料理は新鮮なシーフードを使ったパスタやピザが人気。ほかにも和食や海鮮バーベキューも楽しめます。
■ 所在地: 〒789-1931 幡多黒潮町入野184
■ 連絡先: TEL 0880-43-0101 FAX 0880-43-0066
黒潮町アクセス
高知駅からJR土讃線特急で約1時間45分、「土佐入野駅」下車。
高知市街から56号を約107km、2時間。
黒潮町役場
■ 黒潮町役場所在地:〒789-1992 高知県幡多郡黒潮町入野2019-1
■ 連絡先: TEL 0880-43-2111





