本山町

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本山町

本山町は高知県の北部の町。吉野川上流域に位置し、北には石鎚山地が、南には剣山地が連なる、豊かな自然の町でもあります。戦国時代には本山氏が城を築いて支配の拠点とし、その後藩政時代には野中兼山が町を治めました。剣山の北部・嶺北地域の中ではもっとも早くからひらけた土地であり、今でも林業や農業、畜産などが行われています。また町内にはシャクナゲや桜の見所も多く、春には町の至る所が美しいピンク色にそまる、花の町としても知られています。

本山町観光スポット

帰全山公園 ―3万本のシャクナゲが咲き誇る自然公園―

帰全山公園は吉野川河畔の自然公園。通称「シャクナゲ公園」とも呼ばれ、4月から5月には約3万本のシャクナゲが咲き誇り、園内一面を淡いピンク色に染めます。園内の遊歩道を歩けば、その光景に目を奪われるはず。他に桜やミツバツツジも美しく、多くの花見客で賑わいます。野中兼山の領地だったことでも知られており、彼の銅像や母である秋田夫人の墓も建っています。

 

白髪山 ―白骨林と四季折々の自然が織り成す絶景―

石鎚連峰の一端をなす白髪山は、標高1470mの山。樹齢150年から200年と言われる檜が白骨林と呼ばれる景観を作り出し、異国情緒漂います。野中兼山がこの地を支配した際、この山を林業の要とし不要な伐採を禁じたため、古くからの樹木が美しい姿を残しています。初夏のシャクナゲ、秋の紅葉が見事で、その時期には多くの登山客で賑わいます。

1時間半ほどで山頂まで登れるので、絶景を眺めに出かけてみてはいかがですか?

 

大原富枝文学館 ―「婉という女」の世界に浸る―

本山町出身の作家、大原富枝さんを記念にして建てられた文学館。代表作は野中兼山の娘をモデルにしたという「婉という女」。館内には原稿や愛用品をはじめ、親交のあった作家、川端康成や三島由紀夫らからの書簡も展示。サロンでは作品やビデオをゆっくりと鑑賞することができ、大原富枝の世界に浸ることができます。

 

本山町祭り・イベント

もとやま花まつり  <3月下旬〜5月初旬・帰全山公園>

通称「シャクナゲ公園」とも呼ばれる帰全山公園で行われるイベント。シャクナゲをはじめ桜やツツジなどが咲き誇り、園内は一面濃淡さまざまなピンク色に。遊歩道に沿って歩けばその美しさに心を奪われるはず。また、はし拳大会や餅まきなどさまざまなイベントが、美しい花々に囲まれて賑やかに開かれます。

 

吉野川いかだまつり  <8月中旬・吉野川流域>

その昔野中兼山が白髪山で伐採した檜をいかだに組んで、吉野川を流して運んだことに由来して行われる「吉野川いかだまつり」。元祖いかだ部門とフリー部門があり、元祖はいかだ下りのタイムを、フリーはいかだの出来や下り方の演出を争います。地元の応援団や観光客の声援が飛び、賑やかに開かれるイベントです。

本山町歴史・文化

本山町は早くから歴史の舞台として登場します。戦国時代、土佐七人衆とうたわれた豪族の一人・本山氏がこの地に本山城を築き、支配の拠点とします。四方を囲む山地が自然の要害となるこの地は、築城に格好の場所だったのです。しかしその後本山氏は長宋我部氏に破れ、この辺りは長宋我部氏の支配下に置かれます。

山内氏が土佐に入国してからの藩政時代には、野中兼山がこの地を支配。「本山掟」と呼ばれる厳しい訓戒が存在したとも言われていますが、一方で兼山は白髪山から伐採した木材を吉野川で運び、借金の返済に充てるなど敏腕を振るいました。これにより本山町は、剣山地北部・嶺北地方の中心として、早くから発展を見せました。

本山町自然・産業

本山町は吉野川の上流域に位置し、北には石鎚山地、南には剣山地が連なる山岳地帯。土地の大部分は急斜面の山地ですが、吉野川の東岸は河岸段丘の平地に恵まれています。気温は年間を通して涼しく、冬には積雪も見られます。こうした地形と気候を活かして、本山町ではお茶やお米、冷涼野菜やゆずなどの栽培が行われています。

本山町特産品

減農薬米

 

減農薬米本山町は土地の大部分を山地が占めますが、棚田を利用した米作りが古くから行われ、高知県内でも有数の米どころとなっています。本山町のお米の特徴は減農薬。夏でも比較的気温が低い本山町では害虫が少なく、農薬をできるだけ使わない米作りが可能なのです。美味しい水と澄んだ空気の中で育った自慢のお米です。

詳しくはこちら(土佐 天空の郷 米)>>

 

ゆず

 

ゆず本山町では山地の傾斜部を利用して、ゆずの栽培も行われています。また、そのゆずを利用した加工品も豊富。中でも完全無農薬のゆずジュース、ゆず酢などは、豊かな自然に囲まれた本山町ならではの自慢の特産品です。

 

しいたけ

 

本山町の山間で栽培されているしいたけ。空気の澄んだ美しい深緑の山で育てられたしいたけは、色・つや・そして香りが自慢。まずはそのままあぶって、豊かな風味を味わいたいもの。さらに本山町ではしいたけの佃煮などさまざまな加工品も売られ、おみやげとしても人気を集めています。

 

嶺北牛

 

嶺北の山地では畜産業も盛んに行われ、「嶺北牛」という和牛が、今や全国的にも有名になっています。その美味しさの秘密は豊かな自然にあります。美味しい水と空気は牛たちにとって欠かせない存在。さらに昼夜の寒暖差が決め細やかな肉質の牛を育て上げます。牛たちは豊かな自然の中で、ストレスもなく悠々と暮らすことができる上、その糞が肥料になり、大地にはまた豊かな緑が育ちます。自然のサイクルの中で生きる嶺北牛は、「安心・安全」、そして自然の恵みに満ちた美味しさです。

 

れいほく八菜

 

れいほく八菜とは、嶺北地方の5町村で栽培された野菜をブランド化したもの。「安心・安全」な野菜をお届けするために減農薬栽培され、一定の基準をクリアしたものが「れいほく八菜」として出荷されます。野菜はレタス・トマト・ししとう・米ナス・ホウレンソウ・パプリカなど。害虫たちが嫌がる蛍光灯や反射材を使用したり、畑の周りを常に清潔に保ったりしながら、環境にも人にも優しい野菜作りが進められています。

本山町宿泊施設

高知屋旅館

本山町の山間に建つ、心休まる宿。和の本館とノスタルジックな洋館が建ち、どちらも懐かしい雰囲気を漂わせています。春は山菜、夏は川魚、冬はしし鍋やキジ鍋など、四季折々の山の味覚が楽しめる料理も自慢。宿の周りにはシャクナゲや桜が咲き誇るほか、秋には紅葉も見事で、旅の疲れをゆっくりと癒すことができます。何度でも訪れたくなる宿です。

■ 所在地:本山町本山212

■ 連絡先: TEL 0887-76-2035

 

本山町アクセス

高知駅からJR土讃線特急で31分「大杉駅」下車、高知県交通バス「田井行き」で18分「帰全山公園」下車。

高知市街から32号、439号で47km、約1時間。

 

本山町役場

■ 本山町役所所在地:〒781-3692 長岡郡本山町本山504

■ 連絡先: TEL 0887-76-2113(住民総合窓口課) FAX 0887-76-3593

 

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