奈半利町
奈半利町は高知県東部の町。古くから港が開け、紀貫之の「土佐日記」にも“那波の泊”として記述が残っています。さらに尾根伝いに東洋町までを結ぶ野根山街道が通り、古くは国司の通り道として、藩政時代は参勤交代の道として、さらに幕末には脱藩の道として重要な役割を果たしました。
交通とともに産業も発展を見せ、製糸業や魚梁瀬杉を中心とした製材業、運送業などで栄えたほか、今では漁業や農業も盛んに行われています。町は古くからのただずまいを残し、歴史の重みを漂わせています。2002年に開通した土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線東端の駅となっており、多くの観光客が訪れるようになりました。
奈半利町観光スポット
野根山街道
奈半利町から東洋町までを尾根伝いに結ぶ野根山街道は、歴史ある道。古くは奈良時代に、奈良と国府を結ぶ道として利用され、紀貫之もこの道を通って入国したと言われています。また、藩政時代には参勤交代の道としても活躍しました。さらに幕末には中岡慎太郎をはじめとする志士たちの脱藩の道、そして二十三士動乱の道ともなりました。全行程約36kmの道のりには当時の史跡や民話などが多く残されており、歴史を感じながら楽しく散策ができます。
奈半利町の町並み
奈半利町は古くから交通の要として栄え、産業にも発展を見せた町。その奈半利町では今なお当時の面影を残す建物が多く残り、風情漂う町並みを作り出しています。土佐漆喰の白壁に水切り瓦、海岸から運んできた石を重ねて造られた塀や、ハイカラな赤レンガの蔵。国の登録有形文化財にも指定されている、昔ながらの建物が並ぶ奈半利の町並みは、訪れる人をタイムスリップしたかのような気持ちにさせてくれます。
奈半利ふるさと海岸
奈半利港から東へと続く海岸線は、自然の景観そのものを楽しむ観光スポット。見えるのはコバルトブルーに輝く海。眺めているだけで時が経つのを忘れてしまいそう。石段とレンガで整備された道があたたかみを感じさせ、まさに“ふるさとの海岸”といった感じ。ジョギングでも散歩でもピクニックでも、ゆっくりと楽しむことができる場所。
鮎乃瀬公園
鮎乃瀬公園は桜の名所。春になると、毎年公園内はソメイヨシノの桜色で溢れかえります。夜はライトアップされ、昼間とは一味違った美しさを見せてくれます。3月下旬から4月中旬までは桜祭りが開かれ、お花見を楽しむ人が大勢集まります。
奈半利町祭り・イベント
奈半利町港まつり
<8月16日・奈半利港>
奈半利港を会場に開かれる港まつり。グラスボートから海の中の美しいサンゴを眺められる遊覧船体験やイカダ体験など、漁港ならではのイベントが目白押し。メインイベントは夜の花火大会。雄大な太平洋をバックに、約900発の花火が盛大に上がります。花火が上がる場所が近く、迫力は満点です。
よってたかってフェスティバル
<11月・奈半利駅周辺>

奈半利港が国の「みなとオアシス」に登録されたことを記念して、2004年から始まったイベント。特産品の販売をはじめ、奈半利町の町並み散策や、大敷網漁体験、サンゴ遊覧船体験など、観光客も楽しめるイベントがいっぱい。魚の競り市も行われるほか、漁師鍋も振舞われるのも楽しみ。奈半利町の豊かな自然と産業を体感できるイベントです。
奈半利町歴史・文化
奈半利川は古くから発展を見せた町。平安前期の寺院跡と言われるコゴロク廃寺が発見されており、安芸地方の文化の中心であったことがうかがえます。さらに紀貫之の「土佐日記」にも“那波の泊”に寄港したことが記述されており、港も早くから開けていたこともわかります。
そして何よりも奈半利川の発展を支えたのが野根山街道の開通。この道は遅くとも養老年間(718年頃)には開かれていたといい、古くは国司の通り道、藩政時代は参勤交代の道としての役割を担ったほか、幕末には中岡慎太郎らの脱藩の道、さらには二十三士動乱の道ともなりました。今でも野根山街道には岩佐関所跡を中心に、番士の屋敷跡や藩主の休み場などの史跡が残されており、歴史の重みを感じさせます。
奈半利町自然・産業
奈半利町は産業の豊かな町。早くから港が開け、漁業が盛んに行われたほか、奈半利川上流域は木材の集散地としても栄え、貯木場や製材場も多く存在、木材の町としても発展しました。製糸業も行われ、今でも県下唯一と言われる製糸工場が、伝統ある製糸業を守り続けています。さらに奈半利町には日本でも有数の大型船舶修理ドックがあり、各地から大型船が修理を求めてやってきています。野菜の栽培にも力が入れられ、温暖な気候を活かして、スイカやメロン、ナスなどの施設園芸栽培が行われています。
奈半利町特産品
イチジク
奈半利駅の物産館にならぶイチジク。朝どれの新鮮なイチジクは、ジューシーな甘みが魅力。中でもイチジクアイスはここでしか食べられないという逸品。子どもから大人にまで大人気です。2番目に人気のアイスは“焼きなす味”とか・・・?どちらも要チェックです。
スイカ
温暖な気候を活かして、奈半利川流域では野菜の施設園芸栽培が行われています。中でも奈半利町の特産品となっているのがスイカ。お日さまの光をいっぱいに浴びて育ったスイカは甘みがたっぷり。奈半利町ではほかにもメロンやナスなどの施設園芸栽培を行い、全国にも出荷しています。
魚介類
奈半利町は古くから良港が開け、漁業が盛んに行われてきました。今でもカツオやマグロ、金目鯛、イサキなど多様な魚が水揚げされ、町の市場などで売られています。同時に魚の加工品も多く作られ、獲れたてを天日干しにした塩干物はおみやげとしても人気を集めています。
ごめん・なはり線グッズ
奈半利町には、2002年に開通された土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の終着駅、「奈半利駅」があります。このごめん・なはり線の各駅には、やなせたかし氏がデザインした個性溢れるキャラクターがおかれているのをご存知ですか?奈半利駅では、そんなごめん・なはり線のキャラクターグッズが大集合。中でも同線の始発駅・後免駅の「ごめんえきおくん」と、奈半利駅の「なはりこちゃん」のペアぬいぐるみが人気。かわいらしい二人は旅の思い出にぜひ連れて帰りたくなります。
奈半利町宿泊施設
ホテルなはり
国道55号沿いに建ち、交通に便利なホテル。自慢は檜造りの大浴場とジャグジー露天風呂。奈半利港で獲れたばかりの新鮮な魚介類が楽しめるのも魅力。奈半利町の自然の中に溶け込んだ、あたたかみのあるホテルです。
■ 所在地:安芸郡奈半利町小谷
■ 連絡先: TEL 0887-38-5111 FAX 0887-38-5544
奈半利町アクセス
高知駅からJR土讃線または土佐くろしお鉄道で約1時間10分、「奈半利駅」下車。
高知市街から国道55号を約55km、1時間30分。
奈半利町役場
■ 奈半利町役場所在地:〒781-6402 高知県安芸郡奈半利町乙1659-1
■ 連絡先: TEL 0887-38-4011(代表) FAX 0887-38-7788
- 【 室戸市 】 室戸市の海はミネラルたっぷりの海洋深層水に恵まれています。
- 【 東洋町 】 東洋町はサーフィンや海水浴に人気の、光り輝く町です。
- 【 奈半利町 】 奈半利町は野根山街道とともに発展した町です。
- 【 田野町 】 田野町は、志熱き二十三士が眠る小さな町です。
- 【 北川村 】 北川村は中岡慎太郎とゆずを育てた村です。
- 【 馬路村 】 馬路村はゆずと魚梁瀬杉に代表される、豊かな自然の村です。
- 【 安田町 】 安田町は鮎の暮らす清流・安田川の町です。
- 【 安芸市 】 安芸市は田園地帯の広がるのどかな街です。
- 【 芸西村 】 芸西村はビニールハウスの並ぶ、のどかなひだまりの村です。
- 【 香美市 】 香美市は豊かな自然と伝統が残る、やすらぎの街です。
- 【 香南市 】 香南市は海、山、川の恵みを豊かに受けて輝いています。
- 【 大豊町 】 大豊町は四国山脈の緑と清流のせせらぎに囲まれたゆとりある町です。
- 【 本山町 】 本山町は山、清流、そして花に囲まれた郷。
- 【 大川村 】 大川村は本物の自然が残る場所。
- 【 土佐町 】 土佐町は緑の森と豊かな水に恵まれた郷です。
- 【 南国市 】 土佐のまほろば南国市は今、高知の玄関交流都市として大活躍。
- 【 高知市 】 高知市は古くから高知県の中心としての役割を担ってきました。
- 【 いの町 】 いの町は風情漂う土佐和紙のまち。
- 【 日高村 】 日高村は水害の心配を乗り越えた、のどかで美しい村です。
- 【 仁淀川町 】 仁淀川町は美しい自然と伝統行事が自慢の町です。
- 【 越知町 】 越知町は、雄大な自然と神秘の平家伝説が残る町。
- 【 佐川町 】 佐川町は地球の神秘と文化の香りに思いを馳せる、アカデミックな町です。
- 【 春野町 】 春野町は水と緑に囲まれた美しい町です。
- 【 土佐市 】 土佐市は豊かな自然に囲まれたリゾート地です。
- 【 須崎市 】 須崎市は豊かな自然と産業を誇る潤いのあるまち。
- 【 中土佐町 】 中土佐町には、一本釣りの海と、清流流れる深緑の山が広がっています。
- 【 津野町 】 津野町は四国カルストと四万十川源流を持つ、雄大な自然の町です。
- 【 梼原町 】 梼原町の美しい自然には、幕末の志士たちの熱き志が息づいています。
- 【 四万十町 】 四万十町は豊かな山々と清流・四万十川が自慢の町です。
- 【 黒潮町 】 黒潮町には、黒潮がもたらす海の幸や観光スポットがいっぱい。
- 【 四万十市 】 四万十市は四万十川の恵みと、京都の雅に満ちた街です。
- 【 宿毛市 】 宿毛市の美しい海には、釣りやダイビング、だるま夕日などの楽しみがいっぱい。
- 【 三原村 】 三原村は、豊かな恵みに満ちた、昔ながらの小さな村です。
- 【 土佐清水市 】 土佐清水市は、多くの景勝地と豊かな海の幸が自慢の街です。
- 【 大月町 】 大月町は、サンゴや熱帯魚が暮らすコバルトブルーの海の町。



