四万十町

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四万十町

四万十町は、四万十川中流域に広がる町。土地の約9割を山地が占め、豊かな山々が四万十川の周りを囲んでいます。そんな四万十町はまさに、清流の恵みを受けた町。四万十川の雄大な流れやその上に架かる沈下橋、四万十川沿いを走るトロッコ列車は、四万十町自慢の観光スポット。春の風物詩「こいのぼりの川渡し」は、今や全国的に有名なイベントです。また、鮎の友釣りや火振り漁など伝統漁法が今も行われ、そこで獲れた清流の幸は町の郷土料理を彩ります。キャンプ場や温泉宿も多く、季節を問わずたくさんの人が訪れる町。静かな山並みと輝く清流に囲まれながら、ゆっくりと時が過ぎるのを感じられそうです。

四万十町観光スポット

岩本寺

37番札所四国八十八ヶ所霊場第37番札所。岩本寺はもともと、行基が聖武天皇の勅願によって建立した「福円満寺」というお寺でした。その後行基は6寺を建てて「仁井田七福寺」とします。後に弘法大師が新たに5社を創立、5本尊を祀り霊場としました。本尊が5体ある日本唯一の寺として多くの参拝客を集めています。本堂の天井は日本画、洋画、水墨画などの575枚にも及ぶ板画がはめこまれており圧巻。仏教画や風景画のほかにマリリンモンローの姿も見ることができ、参拝客に人気を集めています。

 

沈下橋

一斗俵沈下橋日本最後の清流・四万十川に架かる沈下橋。沈下橋は洪水の際には沈むようにと設計されており、そのため橋に欄干がありません。それが雄大な四万十川の流れに溶け込んで、昔懐かしい風情を漂わせるのです。中でも四万十町でもっとも有名な沈下橋が「一斗俵沈下橋」。昭和10年の建設は、四万十川に架かる沈下橋の中でもっとも古いものです。他にも清水大橋や若井沈下橋、里川沈下橋など個性豊かな沈下橋があるので、沈下橋巡りをしてみるのも楽しいかもしれません。

 

トロッコ列車

 

JR予土線の土佐大正駅〜江川崎駅、十川駅〜江川崎駅の2区間を、昔懐かしいトロッコ列車が走っています。四万十川の流れに沿って走るトロッコ列車からは、雄大な四万十川の景色が。気持ちのいい風を受けながら、のんびりと旅は続きます。乗車の際には乗車券と座席指定券が必要なので、JR四国の駅や旅行会社で問い合わせてください。

 

火振り漁

鮎の火振り漁は、四万十川で行われてきた伝統漁業。夏、暗くなってから四万十川に漕ぎ出し、たいまつやライトを振って鮎を網へと追い込むのです。闇夜を行き交う明かりが、美しく幻想的に四万十川の夏の夜を彩ります。四万十町では7月下旬頃から、火振り漁体験も行っていますので、ぜひ挑戦してみてはいかがですか?

 

興津県立自然公園

興津県立自然公園土佐湾に突き出した興津岬を中心に広がる県立興津公園。海抜約390mの興津峠から一望できる興津小室の浜は、約2kmに及ぶ美しい白浜海岸で、「日本の水浴場88選」にも選ばれました。海水浴、サーフィンなどのマリンスポーツのメッカとして人気を集め、キャンプ場も多くの人が利用しています。また、興津海岸は県内有数の磯釣りポイントとしても知られており、グレやイサキの大物を狙って多くの釣り人が訪れています。

 

四万十町祭り・イベント

こいのぼりの川渡し
<4月〜5月・四万十町十川>

「こいのぼりの川渡し」は、春の四万十川の風物詩。川幅200メートルもの四万十川の上を、約500匹のこいのぼりが気持ち良さそうに泳いでいます。

このイベントが始まったのは今から35年ほど前。実は子どものこんな一言がきっかけだったと言います。“最近は僕らぁが大きくなったき、家で鯉のぼりをあげてくれん。”それを聞いた体育会の青年たちは、持ってこさせたこいのぼりをなんとか川の上に渡し、子どもたちを喜ばせてあげたのです。それから毎年変わらずこいのぼりの川渡しは行われてきました。 やがてマスコミでも大きく取り上げられるようになり、今では各地からこいのぼりが送られてきています。四万十川を渡すたくさんのこいのぼりは、大勢の人の夢を乗せて泳いでいるのです。

 

四万十町歴史・文化

四万十町は平成18年、窪川町・大正町・十和村の3町村が合併して誕生した、新しい町。窪川地区は古くから、高知平野と土佐南西部を結ぶ交通の要として重要視されてきました。現在でも四万十町はJR土讃線から予土線・土佐くろしお鉄道中村線への分岐点となっているほか、バスの発着点としても多くの人々に利用されています。町内には四国八十八ヶ所の札所にもなっている岩本寺が建ち、歴史と文化の香りを漂わせています。

四万十町自然・産業

四万十町は四万十川の中流域に広がる町。北は四国山脈の支脈に属し、南は土佐湾に面しています。土地の約9割を山地が占め、平野部は海岸・河岸沿いの一部にしかありません。そんな四万十川中流域の台地では、古くから米の栽培が行われてきました。また、山地部は良質のヒノキの産地として知られるほか、養豚や肉用牛の飼育なども行われています。また海岸部に広がる肥沃な土地では、あたたかな気候を活かした野菜の栽培も行われ、ピーマンなどが町の特産品となっています。

四万十町特産品

仁井田米

 

仁井田米四万十川流域の台地に広がる水田地帯。この辺りは古くから、「仁井田米」の名で知られる良米の産地として知られてきました。澄んだ空気と水、そしてこの地域ならではの昼夜の寒暖の差が、美味しいお米を育て上げるのです。高知県を代用するお米として、仁井田米は人気を集めています。

 

 

 

鮎

四万十川の美しい清流で育った鮎は「香魚」とも呼ばれ、スイカのように良い香りがすると言われます。そんな鮎は塩焼きで食べるのがおすすめ。その風味と口に広がる旨みは言葉では表せません。毎年鮎漁の解禁を迎えると、四万十川では鮎の友釣りや鮎の火振り漁など伝統漁法が見られるようになり、夏の風物詩ともなっています。

 

川海老

 

川海老

川海老もまた、四万十川の幸の代表。「テナガエビ」とも呼ばれ、文字通り手の長いのが特徴です。塩焼き、から揚げ、煮物、どれを取っても美味しくいただける川海老。四万十町のレストランでは川海老の料理がたくさん並んでいるので、ぜひ試してみてはいかがですか?

 

 

四万十栗

四万十町の大正・十和地区で古くから特産品とされてきたのが栗。豊かな土壌と美しい水のもとで育った四万十町の栗は、香りも味も絶品。さらに四万十町ではこの栗を使ったようかんを作りました。生地にも栗を練りこんであり、ほどよい甘みと、栗の美味しい香りが魅力です。

 

窪川豚

 

窪川地区では古くから養豚が行われており、現在では県内1位の飼育数を誇るほどになりました。四万十町の澄んだ水と空気が美味しい豚を育てるのです。窪川地区の豚は町のレストランで食べられるほか、道の駅にも加工品が販売されています。中でも旨みがつまった豚まんは人気商品です。

 

四万十町宿泊施設

ホテル 松葉川温泉

松葉川温泉四万十川の源流・日野地地区の渓谷に建つ松葉川温泉は、江戸時代から霊泉として名を馳せていたという歴史ある温泉。露天風呂からは美しい渓谷が眺められ、清流のせせらぎも聞こえてきます。また、夏には目の前を蛍が飛び交うことも。自慢の湯と美しい景観が、旅の疲れを癒してくれます。

 

■ 所在地: 〒786-0097 高岡郡四万十町日野地605-1

■ 連絡先: TEL 0880-23-0611 FAX 0880-23-0777

 

柳瀬温泉

四万十川沿いに建つ柳瀬温泉は、知る人ぞ知る隠れ宿。ここの魅力はなんと言ってもご主人が自ら釣り上げた川魚の料理。鮎の塩焼きやアメゴの甘露煮など、獲れたての魚の味は絶品です。わざわざ遠くから来るお客さんもいるそう。予約をきちんとしておいたほうが良さそうです。

 

■ 所在地: 〒786-0533 高岡郡四万十町井崎880

■ 連絡先: TEL 0880-28-5552

 

オートキャンプ場ウェル花夢

ケビン深緑の山間に広がる大型キャンプ施設。広場サイトと、電源付きのAサイト、電源なしのBサイトがあり、ABサイトには流しや調理台も付いています。シャワーやランドリー、トイレなどの設備も充実。道具類のレンタルもしてくれるので安心です。また、木造2階建てのケビンには、浴室やトイレのほかに、調理道具など必要なものすべてが完備。お好みに合わせた宿泊施設で、雄大な自然を満喫してください。

 

■ 所在地: 〒786-0307 高岡郡四万十町江師546

■ 連絡先: TEL 0880-27-1211

 

四万十町アクセス

高知駅からJR土讃線特急で約1時間「窪川駅」下車。

高知自動車道「須崎東IC」から56号で約34km、40分。

四万十町役場

■ 四万十町役場所在地:〒786-8501 高知県高岡郡四万十町茂串町3-2

■ 連絡先: TEL 0880-22-3111(代表) FAX 0880-22-3123

 

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