安田町
安田町は、ダムのない清流・安田川に代表される町。安田川は鮎やアメゴの貴重なすみかであり、「清流利き鮎大会」ではグランプリを獲得したこともあります。さらに安田川流域の肥沃な大地は古くから安田町の農業を支えてきました。今では安田川沿いにキャンプ場なども整備され、多くの人が訪れる観光スポットともなっています。鮎が安心して暮らせる美しい安田川を守り続けようと、町の人たちの懸命な取り組みが行われています。
安田町観光スポット
安田川
ダムのない川として知られる清流・安田川は安田町のシンボル。安田川は鮎やアメゴなど多くの生き物のすみか。「清流利き鮎大会」でも二度グランプリを取ったことがあります。美しい川は子どもたちの水遊びにも絶好のスポット。また安田川下流域の肥沃な大地では古くから施設園芸栽培が盛んに行われ、ナスやピーマンなどが全国に出荷されています。
釜ヶ谷の滝
馬路村との境、安田川の上流に流れ込む谷川があります。この谷川の上流部は「逆瀬川」と呼ばれ、安田川とは反対の流れをしているのが特徴です。そこにあるのが釜ヶ谷の滝。勢いよく水しぶきをあげながら落ちる釜ヶ谷の滝には、悲しい伝説が残っています。その昔非情な豪商の娘が蛇に見初められたため、次第に蛇へと化身してしまい、この滝の大蛇となって入水してしまったということです。
神峯寺
四国八十八ヶ所霊場第27番札所・神峯寺。たどりつくまでに、約4キロも続く45度の急勾配を上らなければならないという難所にあります。現在では車道が整備され、以前と比べて参拝しやすくなりました。神峯寺はもともと、天照大神をまつる場所として建てられたものでした。のちに行基が十一面観世音菩薩を刻んで本尊とし、弘法大師が札所に定めました。緑の木々に囲まれた納経所の脇には土佐の名水として名高い「神峯の水」が湧いており、旅人の疲れを癒しています。
神峯山・空と海の展望公園
神峯山の山頂に作られた「空と海の展望公園」。中央には高さ23mの展望等があり、その名の通り高知の空と海の大パノラマが楽しめます。晴天の日には足摺岬から室戸岬までを一望できるとか。高知の大自然を感じられる場所です。
安田町祭り・イベント
清流安田川まつり<8月中旬・安田川中流>
安田町のシンボル・安田川で開かれるお祭り。地元の特産品が多数並ぶほか、おとりを使って鮎を釣り上げる、鮎の友釣り大会も行われます。獲れたての新鮮な鮎を味わったり、きらきらと輝く安田川に足を付けて水遊びをしたり・・・安田川の魅力にたっぷりと浸ることのでできるお祭りです。
神峯神社祭<10月28日・神峯神社>
神峯寺からさらに登ったところにある神峯神社は、大漁の神として知られる神社。日本でもっとも古い部類に属すると言われ、また本殿と拝殿を兼ねた全国的にも珍しい神社と言われています。その神峯神社で行われるお祭りは、高知県の中でも有数の大祭として知られています。標高600mの山から、男たちが神輿をかついで駆け下りる姿は圧巻。その後は奉納相撲で盛り上がります。露店も並び、多くの人で賑わいを見せます。
安田町歴史・文化
安田町周辺には、古く大和時代から人が暮らしていたという痕跡が残っています。大化の改新以後、現在の安田町の辺りは也須田郷と呼ばれていました。それが藩政時代に安田郷、中山郷、そして馬路郷に分けられ、やがて明治時代の市町村制施行により、それらは安田村(後に安田町)、中山村、馬路村へと生まれ変わります。さらに昭和18年、安田町と中山村が合併して現在の安田町が誕生しました。
安田町自然・産業
安田町は高知県南東部に位置する町。北は魚梁瀬杉で有名な馬路村と接する山間部、南は太平洋に面した平坦部の地形となっています。町の中央を流れるのはダムがない川として知られる清流・安田川。その下流域は肥沃な大地が広がり、古くからナスやピーマンなどの施設園芸栽培が行われてきました。中・上流域ではオクラなどの露地栽培、ゆず、自然薯などの栽培のほか、魚梁瀬杉をはじめとする製材業も行われています。また、安田町の南に広がる太平洋では漁業も行われており、鰹やサバなどが水揚げされるなど、産業の豊かな町として、発展しています。
安田町特産品
鮎

高知県を代表する魚・鮎。鮎は「香魚」とも呼ばれ、スイカのように良い香りがするのが特徴。それは鮎が川底の苔を食べて暮らしているから。中でも清流・安田川の鮎は香り、味ともに絶品。「清流利き鮎大会」でも、数ある中からもっとも美味しい鮎に選ばれたこともあり、その味はお墨付き。鮎釣りの解禁日には、毎年多くの釣り人で溢れます。
鮎が安心して暮らせる美しい川を守ることもこれからの課題と言えそうです。
鮎ずし
新鮮な鮎が手に入る安田町だからこそ味わうことができるのが、鮎ずし。鮎ずしはまず、背開きにした鮎の内臓と骨を取って塩もみし、洗った後酢に漬け込みます。酢飯はショウガや大葉、ゴマなどをお好みで混ぜ合わせます。それを細長く整え、その上に鮎をかぶせて味がなじんだら出来上がりです。塩焼きとは一味違う、鮎独特の風味が楽しめます。
自然薯
安田川の山地で栽培されているのが自然薯。自然薯栽培はもともと高齢者のための生きがい活動として始められたものでした。それが次第に広がり、今では安田町の特産品になっています。安田町ではさらに自然薯を使ったまんじゅうやせんべいも開発。自然薯をすりおろしたとろろの冷凍パックも人気を集めています。
野菜
安田川流域の肥沃な大地では、古くから野菜の施設園芸栽培が行われてきました。中でもナスやピーマン、ミョウガは、高知県の特産品として全国に出荷されるようになっています。さらに安田川の上流域の山間部では、オクラやししとうなどの露地栽培のほか、ゆずの栽培も行われています。
安田町宿泊施設設
安田川アユおどるキャンプ場
安田川中流にあるキャンプ場。片側にはメインキャンプサイトとオートキャンプサイトが設置。炊事棟、シャワー、トイレも完備されているほか、必要な道具のレンタルも行っているので安心。また、赤いつり橋を渡った反対側には、バス・トイレ付きのキャビンが5棟設置。炊飯器に冷蔵庫、冷暖房器具、二段ベッドも完備されていて、ゆったりと安田川の散策を楽しみたいという人にぴったりです。そのほかキャンプ場では自然に囲まれて行うピザ焼き体験も人気を集めています。
■ 所在地:〒781-6435 安芸郡安田町大字船倉500
■ 連絡先: TEL 0887-39-2266 (又は役場TEL0887-38-6711)
安田町アクセス
高知駅からJR土讃線・土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で約1時間、「唐浜駅」「安田駅」下車。
高知市街から国道55号を50km、約1時間30分。
安田町役場
■ 安田町役場所在地:〒781-6421安芸郡安田町大字安田1850番地
■ 連絡先: TEL 0887-38-6711(代) FAX 0887-38-6780





