一條大祭
四万十市で毎年11月23日〜25日に行われる「一條大祭」。土佐の三大祭りにも数えられる、盛大なお祭りです。
応仁の乱を逃れてこの地に下向したという、一條教房公。京都さながらの町づくりを行い、町に発展をもたらしました。その一條氏が御所を置いた跡地に、文久2年(1862)、民が一條氏の遺徳を偲んで一條神社を建立。一條大祭が行われるようになりました。地元の人々から「いちじょこさん」の愛称で親しまれるこの祭りには、毎年数万人もの人が訪れ、賑わいを見せています。
一條大祭では、三日三晩無礼講で酒宴のもてなしをするのが慣わしだそう。相撲大会や少年野球大会など、様々な行事も開催されます。中でもあでやかな衣装に身を包んだ子供たちが町を練り歩く稚児行列は、一條大祭の名物行事。可愛らしいと同時にどこか優美な雰囲気も漂わせるその光景には、カメラを構えた多くの見物客の姿が並びます。
歴史の香り漂う一條大祭。土佐を代表する祭りは今も、地元の人たちに大切に守られているのです。
四万十市と一條氏
一条氏を偲んで始められたという一條大祭。四万十市と一條氏には、深いつながりがありました。
一條教房公が現在の四万十市にやってきたのは1468年のこと。応仁の乱を避けてこの地に下向し、今の一條神社の場所に中村御所を構えたのが始まりと言われています。教房は京都を偲び、町を碁盤目状に整備したり、京にちなんだ地名を付けたりと、京都に似せた町づくりを行います。さらに対明貿易の中継基地として、この地に発展をもたらしました。
そんな四万十市の中心部は今でも、「土佐の小京都」と呼ばれる美しい町並みが広がっています。中村御所跡には、一条氏を偲んで一條神社が建立されました。一條氏にちなんだお祭りとしてはこの一條大祭のほかに、毎年5月3日に行われる「土佐一條公家行列」があり、きらびやかな衣装に身を包んだ約200名の行列が一條氏がこの地に下向したときの様子を再現しています。
一條氏が築いた四万十市の町並みは、今も美しい風情が漂っています。
一條大祭 日程・アクセス |
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| 日程 | 11月23日〜25日 |
| 会場 | 四万十市 一條神社、四万十市街 |
| 問い合わせ | 四万十市観光協会 0880-35-4171 |
| アクセス | 土佐くろしお鉄道「中村駅」から徒歩8分。 |
| 「須崎東IC」から国道56号を約88km、2時間。 | |





