おいしいお米
毎日の食事に必ずと言っていいほど登場するものと言えば、お米。おいしいお米は私たち日本人の食生活を語る上で欠かせない存在。そこには古くから日本人が発展させてきた栽培方法や調理法、そして食べ方の歴史が息づいているのです。そんなお米をもっとおいしく楽しむための豆知識を、土佐料理司・ねぼけがご紹介。今日のごはんがもっとおいしくなる情報をご紹介します。
おいしいお米の豆知識
◆お米の歴史
日本でお米の栽培が行われるようになったのは縄文時代中期からのことで、弥生時代には本格的な水田が発達していたと言われています。お米はもともと中国に由来し、それが沖縄、九州と次第に北へ向かって伝えられていきました。通常春に田植えが行われ、秋に稲刈り、脱穀、籾摺りを終えてようやく「お米」と呼ばれるようになります。古くは一つ一つが手作業で行われていましたが、今は機械化が進みスムーズになりました。とは言え春の緑から秋の黄金色へと変化を遂げていく田園風景は、日本人にとって変わらぬ懐かしい風景となっているようです。
◆おいしいお米とおかずの組み合わせ
おいしいお米をもっとおいしく楽しむ方法は、おかずとの組み合わせにあります。それが「一汁三菜」。ごはん・味噌汁・おかず3品の食事構成のことです。一見シンプルに見えるこれらの品々を口の中で混ぜ合わせることでより豊かな味わいを楽しむというのが和食の特徴。ごはんが自らの味を主張しすぎないからこそ、「ごはん+おかず」「ごはん+味噌汁」の組み合わせが一層おいしく感じられるのですね。毎日の食卓で一汁三菜の味わいを楽しんでみませんか?
◆おいしいお米の楽しみ方
おいしいお米はおかずとともに楽しむのはもちろん、それ自体が様々な料理に変身することもあります。例えば和食の代表とも言われる寿司。炊きあがったお米にあわせ酢を混ぜ合わせたもの(シャリ)に、ネタを乗せたり、具材を包んで海苔で巻いたりするもの。おめでたい日に欠かせない赤飯は、もち米に小豆を加えて蒸しあげています。炊きあがったご飯に様々な具材を乗せる丼は、人気メニューの一つ。お米を炊く際の水を多めにすることで作られるお粥は、病気の際に優しいメニューとして古くから用いられています。
土佐のおいしいお米
黒潮流れる太平洋に面し、土地の約8割を山林が占める海と山の国、土佐。高知ならではのおいしい魚やおいしい野菜は有名でも、おいしいお米はあまりご存じない方も多いと思います。しかし傾斜の多い山地の中で、棚田を利用した稲作が実は盛んに行われているのです。おいしいお米が育つ上で欠かせないのが山林からもたらされる澄んだ水。高知の中でも比較的気温が低いために害虫が少なく、減農薬に挑戦されている農家の方も大勢いらっしゃいます。さらに山間部ならではの昼夜の寒暖差が、おいしいお米をじっくりと育て上げると言います。土佐の大自然の中で育ったおいしいお米、是非一度お楽しみください。







